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2012/07/31 22:15  ★ぼくのメジャースプーン / 辻村深月

「ぼく」は小学4年生。

ある日学校のうさぎが惨殺され、それを目撃した「ふみちゃん」は
ショックのあまり口が聞けなくなり、すべての感情を封じ込めてしまう。

特別な能力を持った「ぼく」は、犯人への与える罰を考えはじめる。。。



あらすじはこんな感じ。

なんてゆうか、復讐ってほんとうにこたえがなくて
すごく考えさせられる。

復讐について、いろんな意見がでてくるけど、わたしがいちばん衝撃的だったのは以下の答え。



『もし俺の立場だったらどうするかって聞いたよね。犯人を、うさぎと同じ目に遭わせる』 

「 自分のために犯人がひどい暴力を受けることは、その子だって望まないかもしれない。優しい子だったら、胸を痛めるかもしれない。だけど絶対にやらなきゃいけない。自分のために怒り狂って、誰かが大声をあげて泣いてくれる。必死になって間違ったことをしてくれる誰かがいることを知って欲しい。その気持ちは必ず届くと信じているそうです。
 彼によれば、どうしようもなく最低な犯人に馬鹿にされたという事実は、自分のために一生懸命になった人間がいること、自分がそれぐらい誰かにとってのかけがえのない存在であることを思い出すことでしか消せないんだそうです。
 自分が犯人に馬鹿にされた悔しさと、そのために誰かが犯人を痛めつけたことに対する自責の念とでは、後の場合の方が、自分に自信が持てる分ずっと気持ちに余裕があっていいと主張していました 」



すごいな、これは。一理ある。と思った。


主人公が出した結論もなかなか衝撃的だった。

子どもゆえに、まっすぐで、それは狂気ともなりえる。



ちなみに、「子どもだちは夜と遊ぶ」を読んだあとに、是非よんでほしい。
登場人物がでてきていて、大きな謎がひとつ解けます。

2019/08/14   スポンサーサイト